イノアブログ

エネルギー その2

その時の自分が出せるエネルギーによって、物事の見え方が違ってくる。エネルギーが多くあるときは、より深く、広く、追求力も増大し、今ある状況には満足せずさらに上を目指す気持ちが沸いてくるような目になる。エネルギーが少ない時は、現状満足、「ま、いいか」という妥協、視野も狭く見方が浅い。  運動には縁がなかったと言うある女性は、「病気にならなければ、あえてせかせかと体を動かさなくてもいいじゃない」と言っていた。とても静かな感じの、ゆったりと、生活をマイペースで楽しんでいるという感じの奥様だった。確かに「そういうのが好き」と言われれば、まあそれも人それぞれでしょうと思えないこともない。  しかし、そのエネルギーの少なさ、体力の無さでできる生活は、とても小さくない??と私は思う。もっと体力があれば、もっと生活も、視野も、活動範囲も広がり、幸福感がもっと増えるのでは?と思う。見たことのない世界、経験したことのない世界はわからない。井の中の蛙は、大海を知らない。  「私は井の中で満足よ」と言う人、大海に出たことがないから言えるのかもよ?一度大海に出てみると、井では絶対満足できない。そして、努力が始まる。大海に出るには、それなりのエネルギー、体力、知識、感性が必要だから。それを身に付ける努力が必要になる。努力する人生って、人間に与えられた使命なのでは?と私は思いますけどね。