プロフェッショナルの流儀
久しぶりにNHK「プロフェッショナルの流儀」を見た。
主婦だった人が、駅弁屋さんにパートで働きだしたのをきっかけに、正社員に採用され、さらには支所長に抜擢されたという方のお話。しかも支所長として、赤字の支所の立て直しに成功している。
何がこの成功をもたらしたのか・・・?
まずは、“工夫欲”。
最初にパートで働きだした時、ただ買いに来たら売ればいいでしょ・・ではなく、どうしたらよく売れるようになるか、商品の並べ方はどうしたらよいか、どんな時間帯にどんな商品を置いたらよいかなど・・次々とアイディアを出していく。それが楽しい。
工夫することが楽しい、たくさん売れるようになればさらにうれしい。
誰かに言われたからやるという、受身、指示待ち人間の対極にある。
次に、“働くことが楽しい”だ。
いや、楽しくしてしまうのだ。
いやいや働いてもパートならとにかく時間給をもらえるかもしれない。どんなに一生懸命働いても、逆に時間給は一緒かもしれない。
働くということに対して、ただお金を稼ぐ手段ではなく、自己実現の場になっている。
体操リーダーもこの原理が当てはまる。
工夫が大事、そしてすべてを楽しくしてしまう。
工夫して努力することが面倒なことではなく、嫌なことではなく、楽しくやりがいのあることと感じられる人は、成功する。
成功とは、自分の幸せだ。