イノアブログ

プロフェッショナルの流儀 5月18日

昨夜の「プロフェッショナルの流儀」は、47歳、照明デザイナーの人だった。いつもの質問、「プロフェッショナルとは?」のお答えは、「人の考えないことを、ずっと考えつづけることができる人」。途中にあった言葉は「行き詰まっても、できないとは思わない」。

 これらの言葉が印象的だった。

私はこの人は、とても人に対する愛がある人だなあと思った。建物に照明を当てるのではなく、その奥にある大切な何かに照明を当てるという考え方。奥にある大切なものとは・・・、人を思いやる心や人間も含んだ自然の温かさや歴史の重みなど、それらは目には見えないものなのだろう。人間だけが感じることのできる感性に触れるもの。その考え方にとても人間味を感じた。

誰も考えないことを、一生考えつづけ、貫ける人がプロフェッショナルと言えるのなら、私達は健康づくりのプロフェッショナルになれそうだ。この課題に一生取り組んでいくことになるだろうから。みんな、”できないことはない”と自分の可能性に常にチャレンジしているというのも、私達の姿に似ている。真心を持って貫いていけば、最後にきっと道ができている。