伊能 忠敬
江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬は、元々は商人だったが、55歳になってから江戸に出て、天文学を学び、測量を学び地図を作り始めた、とテレビでやっていた。73歳まで、地図を作り続けた伊能忠敬はすごい!!!生涯現役。今だったら、60歳で定年してから、勉強を始め、100歳までやり続けたっていう感じかしら。
江戸時代の平均寿命は・・?と考えると、すごい長生きと思う。しかも現役。彼の元気で長生きの秘訣は歩測にありとみた。自分の歩幅を正確にして、歩いて距離を測定し地図にしていく。1日40キロも歩く強行軍のときもあったそうだ。そんなに強い彼の脚力と体力、そして意志(使命感)が彼の命を支えたと思う。
歩くということは。やはり人間にとっては、健康のための強力な武器となる。歩かなくなった現代の日本人は・・・心配だ。最近、若者が無差別に攻撃する信じられないような事件のニュースが度々報道されている。歩かず、走らず、体力をつけていないひ弱な子供たちに、悪魔のような心がひょっこり入り込んでも不思議はないのかも。健全な体には、そのような狂った精神は宿らないはずだ。