一刻たりともおろそかに生きてはならない!
NHK「熱中時間」という番組に、77歳の熱中おばあさんが登場。
言葉遊びに熱中しているという紹介だったが、回文をつくり、逆さ歌を歌い、ピアノを教え、車を運転してベビーシッターのボランティアに行く。
77歳にして毎日エネルギッシュに活動する、そのエネルギーの源は何かと問われ、答えは・・・
『一刻たりともおろそかに生きてはならない』という信念。
それは、少女の頃に出会った特攻隊員との別れ。
死にたくなくても、死に至らねばならなかった若者の無念さを思えば、今生かされている私たちは、一刻たりとも時間を無駄にしてはいけない。こんな平和な世に生きることのできる私たちは、ついつい怠けたり、与えられた人生の時間を無駄遣いしてしまう。
与えられた身体を大事にすること(大事に使わないでいるのではなく、鍛えて丈夫にして隅々まで使う、死ぬまで使い切る)も、一刻たりともおろそかに生きない、という趣旨にかなっている。
健康づくりとは、このことを行うことだ。