イノアブログ

辰巳芳子さんの名言

 NHKで、料理家、辰巳芳子さんの1年をレポートした番組をやっていました。やらねばならない仕事があるのに、10時から11時半までずっと見てしまいました。

82歳を迎えても、まだまだ現役。料理を考え、教え、テレビや雑誌の取材に答え、本を書き、世に食生活の何たるかを伝え続けている。これがまず”すごい”、と感動する所以のひとつ。やはり、人間歳(暦年齢)ではない。

今日の番組でズキッと感じたことは、辰巳さんの「心をこめて毎日を過ごす」ということ。朝、ご飯と味噌汁を「おししい」と感じる、「薄紙を重ねるような毎日毎日の幸せの積み重ね」、これが幸せな人生の基本だ。

心をこめて毎日を過ごす、この言葉が私の心を動かした。そして思い出したのは、「忙しいと言う字は、心が亡ぶと書く」ということだ。
私は毎日心をこめて過ごしているだろうか・・・?確かに、すべてに一生懸命やっている。しかし、忙しくしているのではないか?
時間の隙間なく、物事に取り組んでいても、忙しくてはいけない。すべてに心をこめて、が大事なのだ。それには、心に余裕がなければできない。心の余裕は、時間的なことだけでなく、自分の心もちをどのようにするかで生まれるものだ。考え方で、色々なことが変わる。

健康づくりの基本、自己コントロールがここでも威力を発揮する。