体調を整える
心臓は一生の間、休みなく働いてくれて、本当にすごい!と思っていた。
が、D.カーネギー著、『道は開ける』に出てきた、ハーバード大学医学部、ウォルター・キャノン博士の説明によると『実際には、収縮するごとに一定の休止期間がある。毎分70という適度の速さで鼓動するとき、心臓は実際には24時間中、わずか9時間しか働いてはいない。合計すると、その休止期間は一日にたっぷり15時間はあるわけだ。』
『第二次世界大戦の際、ウィンストン・チャーチルは六十代の後期から七十代の初期にかけての年齢であったが、一日十六時間働いて、英国の軍事活動を指揮することができた。(中略)彼は疲労を回復したのではない、回復する必要がなかったのだ。彼はそれを予防したのである。何回も休息をとったおかげで、生き生きと元気よく深夜まで働くことができたのだ。』
まさに、チャーチルさんは、心臓のような働き方をして、多くのことを全うすることができたらしい。な~~るほど。またしても、”目からうろこ”が数枚落ちた。生き生きと働くことができる幸せは、人間の最高の幸せのうちの一つだろう。いやだいやだと思いながら、またはお金のためにしぶしぶとかそういう気持ちで働いている人ほど、気の毒な人はいないと思う。
生き生きと働ける体づくり、これを維持する体調管理は人生を楽しくするための、大事な一要素だ。
体操は、本当に体を軽く、楽にしてくれるから、「さあ、やるぞ!」と仕事にも前向きに取り組むことができるようになるのです。