プロフェッショナル
火曜日夜10時に開店時間が変更になった、”NHK プロフェッショナルの流儀”。今晩も見ましたよ~。
1=情熱、これがないと始まらない。
2=技術、情熱だけでは、やりきれない。
3=現在進行形であること、つまり、研究し続け、向上し続け、死ぬまでやり続けてこそプロフェショナル。
私が教員だった頃(たぶんこの先生は私と同年代)、子供たちは、荒れていたり、問題行動があっても、今にして思えば、なんかまだ人間らしかった(エネルギーがあった)。今日出てきた先生も言っていたように、反抗にしろ、ふてくされにしろ、手ごたえがあった。そして、真っ向直球勝負で乗り切れる時代だった。
今のいじめにしろ、学級崩壊や不登校には、その当時とはまったく違う何か・・・?がある。あると言うのか、無いと言うのか・・・。よく出てくる言葉「うざい」「きもい」「消えろ」などという言葉は、昔はなかった。「きもい」ではなく、「気持ち悪い」であり、「うざい」ではなく、「うっと~しい」であり、「消えろ」は「うるさい」か、「ほっとけ」か・・。
今の言葉「うざい」「きもい」「消えろ」には、とてもすさんだ、寒い心が感じられる。そう、とても冷たいのだ。心が凍り、固まっている。人間としての本来の姿が、かき消されている。今日の先生が言っていた。『人間は、つながりの中で育つ』
そのつながりが途絶えてしまっている状態、これがこれらの言葉に感じられる冷たさだ。
この番組の少し前に、他チャンネルにスティービー・ワンダーが出ていた。そして日本の今日の教育問題について、『子供たちが親とともに過ごす時間が少なすぎる』と答えていた。この2つの番組が私の中でつながった。子供たちは、まず親の愛に飢えている、そして人間同志のつながりに飢えているのだ。
子供たちだけではない、きっと。もっと私たち大人も、人とつながる楽しさ、喜びを発見しなおすべきなのだ。私たちは、体操を通して、その一端を担いたい。