聖子ちゃ~ん
きのう、松田聖子さんの物語(魅力について)をNHKで放送していた。今、同世代の女性にとても人気なのだとか。今年45歳になったという彼女は、あれ、私と同世代じゃん。そうだったっけ?と、10代でデビューした頃を思い出してみたが、そのとき自分が何をしていたか、あまりの昔のことに、覚えていない。
結婚、出産、離婚、渡米生活・・などなど、自分の直感で”今だ”と思うことを、自分の流儀で貫いてきたとは・・・。私は彼女のそういう面を知らなかった。同じ世代の女性が、世間のしがらみや自分の勇気、自信の無さや世間体へのこだわりなど、もろもろのことが邪魔をし、自分の思うようには生きてこれなかった、という人が、自分の夢を彼女への憧れに変えている。または、同じように、シングルマザー、働く女性、結婚や離婚を自分の意志で貫いてきた人たちが、今も頑張っている自分と彼女をだぶらせて、彼女を応援する。
私もどちらかというと、自分の意志で、自分の好きなようにやってきて今があるタイプ。誰でもそうだが、いつの時にも私たちは、選択肢を目の前に突きつけられて、どちらかを選びながら今に至っている。”もし、別の選択をしていたら・・?”なんて考え出せばきりがない。そんなこと、考えている暇も無い。瞬時、瞬時の選択の積み重ねが、今の自分なのだ。
だから、”人間は、考えた通りの人になる”のだ。人生を変えたければ、考えを変えなければならない。いつも、ベストの判断をするためには、いつも自分をベストに保っていなければならない。冴えていれば、自然にその判断は素晴らしいものになる。結果、今の自分が素晴らしいものになる。ベストな自分とは、自然体の解放された自分である。
そうすれば、自分で選択すると言うよりは、何かが、誰かが自分を素晴らしき道に次々と案内してくれる、ということを実感できるようになる。昔から言われている「人事を尽くして天命を待つ」、この意味を納得できるようになる。