感動
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無量
お説教の中からもう一つ。今の日本はどっぷりと資本主義経済に基づく価値観で、数に数えること、目に見えることが大事な社会となっている。そこで起きる他人との競争、成果主義、できる人が優位で、できない人はダメという物差し、などなどこれらによる人々の精神的疲弊ははなはだしく、精神科の入院患者がどの科より一番多いのだとか。仏教で言われる「無量」は、これとまったく反対の概念で、数値に振り回されない生き方を幸せ...
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デンマーク 2
今の円安は、海外旅行にはとても痛い。その上、石油が高いので、飛行機も大変。デンマークはユーロには含まれず、デンマーククローネ。ホステルと言われる、ユースみたいにセルフサービス基本の6人部屋の宿泊施設で飲んだコーラは、・・・・なんと昔のガラス瓶に入ったものが、円換算すると1本480円。 えっ!!!と自分の暗算能力を疑ってしまった。20クローネ×24円=480円すべてのものが高く感じられる。今デンマー...
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デンマーク 1
デンマークへ4度目の訪問。デンマークの人は、とても素朴で、自然。食べ物は質素。パンとチーズが最高においしい。2件の家にホームステイしたが、どちらも家庭で飲む牛乳は、低脂肪。0.1%とかなので、これはまずいと言うより、牛乳を飲んでいる感じがしなかった。どちらの家庭も、体操をしている家庭なので、健康には一般的以上に気をつけているようだ。それで、子供には最低限しか甘いものを食べさせない。最初の家では、...
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負ける建築
もうだいぶ前のことになってしまった。NHK『プロフェッショナルの流儀』に出てきた建築家、名前も忘れてしまったが、くまさんみたいな風貌の人だった。「負ける建築」と題されていたが、これはどういう意味か?と興味津々・・。何に負けるのか?つまり、すべてを受け入れるということだった。自分の我を通して、自己満足でやったものは、世の人に評価されず、かえって批判され受け入れられない。若い頃に創った建築でそれを実...
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スポーツによる教育
先日、スポーツ少年団の体操の発表会を見させていただいた。保育園の子供から、小、中、高校生、さらに卒団生のお姉さんまでが、一致団結して1年の成果を発表する会。 まず最初に感動したのは、開会式の時の子供たちの態度。来賓の挨拶の間中、決められた順番で列に並び、きちんと立って聴いていた。そこには、”礼儀”が教育されていた。次なる感動は、次々と成される発表が、どの子も自分の精一杯を発表していたこと。失敗も...