2006年04月

2006

  • 玉簾不断

    よく関取が大関や横綱昇進時に、難しい4字熟語を使うが、「玉簾不断」とは、「滝は連続した水流のように見えるが、実際には一滴一滴断絶した水滴の重なり合ったものであり、瀑流は”動かず”の感を与えるが、一瞬もとどまらない。」というような意味だそうな。 「分別にとらわれて動く心=とどまり居つく所ある心」であり、それを「打ち捨てて何事もなき身」にならなければ、進退の自由はきかない。いかなる分野で何をするにして...

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  • 出会い

    さて、人間を決める3つ目の要素、どんな友達を持つか。友達というと旧友とか、隣り近所のお茶のみ友達とか様々ですが、家族も含めた人的環境すべてが、その人をつくる要素になると思う。さらに、読書により出会う人(著者や登場人物)も大きな影響を与える。 しかし、やはり今現在頻繁に接触する人に、一番影響を受けるのでは。昔の友達も確かにその人となりを思いだし、真似しようとか、逆に反面教師にしたりする事も可能だけれ...

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  • 何を食べるか

    子供の頃は、親が与えてくれるものをみんな食べます。なので、親の食事の与え方は、とてもとても大事です。最近の若いお母さん(子供が保育園くらい)は、やはり自分が食べてきたものを子供に与えるので、皆、かなりファストフードがお得意です。子供の体操が終わって、子供達に”今からどこに行くの?”と聞くとうれしそうに”マック!”です。えっ、こんな小さな子にハンバーガー・・・。その様子ではかなり頻繁に行くみたい。私...

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  • 本物

    わ~~、本物だ~~。なんて、お化けでも見たのか・・ではありません。以前、「人生の先輩に学ぶ」シリーズで話題にした、日野原重明先生の講演を生で聴いたのです。2階席からだったので遠かったですが、本物なので、空気を通して光線が直に届きました。 先生はあの年代にするとかなり大柄な方でした。スポーツには縁が少なかったと言われるのに、姿勢と歩き方の大切さも話の中に何度も出てきました。もちろん、先生ご自身は、生...

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  • 感動的なせりふ

    昨日は久しぶりに”チャングム・・”の放映。韓国ドラマは最初とても漫画的だと思った。”冬ソナ”が私の最初の韓国ドラマだったが、ストーリー展開のわざとらしさといい、登場人物のせりふが日本人にはとても言えないようなストレートな感じとか、恥ずかしくて言えないような甘い言葉とか・・。よく漫画の中で、目の中に星がきらきら描かれながら言っているような・・。 しかし、よく考えてみるとそこが私達を引きつけるポイント...

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