イノアブログ

雪だるま

昨日、朝起きた時には、一面の銀世界。懐かしい風景のような、メルヘンのような、わくわくするような気分。やはり北海道で過ごした幼い頃を思い出すのか・・。この雪を見た日には、じっとしてはいられない。なぜか、血が騒ぎ出す。  よしっ!朝、歩いて近くのケー木屋さんまで、うわさのブランチを食べに往復45分。帰ってきてから即とりかかった。雪だるまづくり。この辺の雪にしては、なかなか雪質がいいぞ。湿り気がありすぎても、また本当の北海道の様にサラサラすぎても雪だるまにはうまくない。奮闘40分。上下がなんとなくおさまった。しかし、ここで中断。今日は、ランチの予定あり。  おいしいランチ(この店のオーナーは昔よくパスタを食べに行ったお店の人だった。全く偶然の再会・・。)をいただいた後、再び雪だるまの仕上げ作業。今回は眉毛もつけ、目も丸く、鼻も高くつくった。長持ちするように、しっかりたたいて、たたいて固めた。帽子の部分をのっけてできあがり。雪は豊富なので、少し大きく作ることができた。やった~~!この満足感。
今朝は曇り、時々晴れ。朝起きて、あれ??この腰の筋肉痛は・・・?作っている時は夢中で気づかなかったけれど、結構腰を使っていた。  雪だるま君は、お昼になった今も、まだ形をとどめて立っている。お日様が出てきて暖かくなるのはうれしいけれど、雪だるまが解けていくのは・・・・。半分、もっと寒くなれ~~と思いつつ、寒いのはつらい。毎年1回は作るチャンスがあるけれど、いつも解けていくのを見るときには、この世の無常を感じる。そこはかとなく、いとあわれなり。  この世の無常をはっきりと認識して、強い心で乗りきるすべを学んでこそ、精神的にも健康でありえる。悟らねば。