イノアブログ

アッシモくん

最近のニュースに、人間型ロボットのアッシモ君が出ていた。時速6キロで走れるようになったとか。それに、曲線も歩けるし、お茶もこぼさずに運べるように進化しました。私達はそんなこと、何気なくやっています。しかしこの動作を行なうには相当の情報処理能力が必要らしい。今までより10倍の速度になった結果、これらの動作ができるようになった。  私達人間は、動きの練習をせずに、ただただ老化に任せたままにしておくと、これらの動作ができなくなる。曲線の綱渡りは、よろよろするし、お茶もこぼしたり、速くは走れなかったり・・・。それまでできていたことも、肉体の訓練無しにはできないことが増えていってしまう。しかも、加速度的に。これは、肉体の衰えのみならず、情報処理能力の低下、つまり脳の働きの低下をも意味する。  体を訓練してある動きができるようになることは、イコール脳の情報処理能力も同時に訓練していることだ。これが生活の質をアップする。これが健康づくりの目的です。生活の質のアップ。  アッシモ君は進化し続けることでしょう。私達も進化し続けたいものです。