イノアブログ

チャンス

ネパールで歯医者さんをしている人が、治療代を払えない人にも白内障の手術をしてあげて、失明の危機から大勢を救っているという報道があった。医者のいない地域にも出かけていって、1日100人もの手術をする事もあるのだそうだ。  その医師が言っていた言葉に「世界には、世のなかのためになる事をやれるチャンスに恵まれる人と、そうでない人がいる。自分にはチャンスがあるのだから、それをやるだけだ。」  考えてみると、何か人の役に立ちたいと思っても、必ずしもできるとは限らない。やれる能力も必要だし、タイミングや場も必要だ。すべてがそろって初めてできる。そのチャンス、力、場を与えられている人は、積極的に取り組むべきだ。逆にチャンスを無駄にする人もいる。自分のことだけにとらわれる人。そういう気の毒な人は、最高の幸せを捨てながら人生を終えてしまう人だろう。  誰かのお役に立っている、このことが最高の幸福な人生を生む。