イノアブログ

同  窓

 今日は、何年そして何十年?ぶりに高校の同窓の面々と会う機会があった。今年は、高校卒業30年の節目。色々な催しを心有る人達が計画し、誘ってくれる。みんなそれぞれの忙しい仕事の合間に、骨をおってくれている。私なんかは、そのみんなのお膳立ての上にちょこんと乗っかるばかりで、いや乗っかる事さえできないでいる。今日はたまたま時間的都合がついた。陰で働いてくれている皆さんには感謝しかない。

 今日の催しは、各自が自分をアピールする名刺を持ち寄って、それを元に親交を深めようというアイディアの会だった。同じ学年と言っても、クラスが同じだったとは限らないので、お互い初めましてみたいな感じの人もいる。けれど、名刺があるととてもスムーズに話をする事ができる。すばらしいアイディアだ。歯医者さん、バイクやさん、コンピューター関係、ケアマネージャー、看護士さんを育てる人、江戸時代から続く窯元、江戸時代から続く料理屋さん、結婚プロデューサー、水道屋さん、パチンコ屋さん、郵便局長、名古屋グランパス、薬剤師、老舗呉服屋さん、写真屋さん、映像プロデューサー、学校の先生、司法書士、行政書士、保険会社、ハーブを輸入する人、電話会社、某大企業、主婦専業・・おおざっぱにこんな感じ。実にユニーク。
私も仕事上のものではない、この為に初めて自分で作った名刺を持参。みんなそれぞれ色々な分野で活躍していた。医療系、健康系、老人福祉系が割と多かった感じがしたのは、やはり現実(問題の多さ)を反映しているのか・・・?
私のアピールは、こうだ。
”テーマは、健康”
”生活習慣病を予防して、心身ともに若返る”
”体力に自信、人生に自信”
我ながらよいキャッチフレーズができたと、満足している。私の高校生活は、バスケ(部活)をするために通っていたようなものだった。と言うことを、改めて実感した。同じクラスだった人でさえも、この人ってこういう(感じの)人だったんだ・・・という発見ばかりで、高校時代にはあまり他の人と交流していなかった(その時はそんな風には思っていなかったけれど)。遊んでもいなかったし、余分な事は何もしていなかったのだなあ・・と思う。昔から猪突猛進だった。
しかし時を経た現在、同窓という仲間意識で、違和感なく輪に入れてくれる。今年は、旧交を温める年という占い通り、できるだけ人との交流を途切れさせないように、人と交わる事に喜びを覚える様な余裕の心を忘れない様にしようと思う。人を受け入れられる大きな器になれるよう努力したい。