イノアブログ

同窓会 2

 同窓会で30年ぶりに会った、ある男子。小学校の時にう~~んといじめられた、いや~~なやつだった。(彼は、「僕がいじめられていた。」などと勘違いしているが)

 中学校では、テストの点を比べ合った、なかなかできるやつだった。
高校時代は、勉強ばっかしていたに違いないあいつとバスケットばかりしていた私とは、接点はない。

さて、30年後、大学病院に医者として勤める彼と話してみると、毎日まじめにお勤めする子沢山のパパだったりした。冷たい理屈派というイメージは薄れ、角が取れていい感じのおじさんになっていた。
今こうして話をしていると、40年近く前にいじめられていたにくたらしい感情は消え、なんだか戦友に会った様な、とても懐かしく、この30年の彼の変遷をもっと聞きたいと思うほどだった。しかし、昔のようなあの憎たらしさを感じさせるエネルギーが、彼から消えていたように思え、生活かかかってるんだよね・・・と思わせる彼の言動は、ちょっと寂しいような・・。

どういう人生を目指すかで、今人生の真ん中へんにさしかかり、皆それぞれ様々な生き方をしている。昔とても優秀だった人も、今前進しようとしているのか、それまでに蓄えた能力を消費しながら生きているのか、二通りあると思った。どういう夢を人生に描くか、学生時代のテストの点とは関係ないようだ。

夢は大きく、人の為になり、自分も楽しい、大変な努力は要るが、いつも工夫し改善していく、そして達成感を感じ生きがいとなる、そういう人生を創り上げていきたいと私は思っています。