イノアブログ

世界体操祭

 7月8日から14日まで1週間、オーストリーの片田舎、ドーンビルンというところで世界体操祭に参加しました。参加者25000人ほどのこの大会は、世界のさまざまな国から体操愛好者が集まって、体操大好き人のリトルワールドが出来上がります。

 みんな運動をしている人たちなので、明るく、エネルギッシュでひとなつこくて、みんな友達という錯覚をおこします。世界がどうして平和にならないか・・・?世界体操祭を見ていると、それが不思議だ。

4年間かけて練習してきた成果を、皆自慢げに発表して、失敗してもそれはご愛嬌、誰が上手いかの競争でもなく、みんな達成感を楽しんでいる。これを知らない人からみると、「なんでそんなに時間とお金をかけて、苦労してまで行きたいの???」という質問になる。一度味わった人は、「なんでこんな楽しいこと(苦労も含めて)をやってみないの?」となる。

私は後者なので、「とにかくトライしてみなよ、絶対楽しいから。もちろん努力と苦労はつきもの。しかし、だからこそ発表できたときのうれしさがたまらない。」とお勧めしたい。

青春が又やってくる、という感じです。若い頃は、苦労を惜しまず、何かに突入していくファイトや勇気があったはず。世界体操祭への挑戦は、若さを呼び戻す、すご~い効き目の清涼剤です。