イノアブログ

中高年の体操

 デンマークの大会は、ヨーロッパを中心に数カ国から招待チームが参加していたが、すべて子供と青少年(つまり若者)だった。中高年は日本からの私たちだけ。

 7月にオーストリーで行われた”世界体操祭”も青少年の姿ばかりが目に付いた。中高年が頑張っているのは、やはり日本からのチーム。
日本人は、身が軽く(体重が)、中高年になってからも結構動ける。これは、日本食(野菜と魚中心の食事)による所が大きいと思う。私たちは、健康づくりには恵まれた食環境にいることを自覚しなければならない。それでも、メタボリック症候群が世間を賑わし、肥満が大問題であると言うのは、食べすぎと運動不足としか言いようがない。大会のグループ紹介において、「私たちは40代から60代のグループで、子供の頃は、運動が苦手だった人がほとんどです。」とアナウンサーに言ってもらった。「私たちは、努力して健康を得ている。」と声を大にして叫びたかった。デンマークの若者は、すばらしい体操を披露してくれる。しかし、中高年になると、その動きが激変する。肥満になって動けなくなる人が急増する。

私たちが日本中に、そして世界に言いたいことは、健康づくりは一生のものであり、努力と意識によって得られるものだということ。健康と体力を得ることができたなら、人生がなんと楽しくなるか、豊かになるかということ。

毎日が思いっきり満足で幸せだと感じられないあなた・・・。私たちの体操を是非始めてください。