イノアブログ

生きる

格差社会を助長する、生活保護費の削減について、テレビで取り上げていた。例に出ていた89歳の一人暮しのおばあさん。息子の嫁は病気で亡くなり、息子も闘病生活。やむなく一人暮しを生活保護でしなければならない。その費用も削減されて、本当に切り詰めた生活を強いられていた。

 89歳とは思えぬしっかりとした考えや苦しい中にも時折見せるユーモアは、なぜかホッとできる場面だった。阿部内閣はなにをやっとるか!と一喝したい。閣僚の相次ぐ不祥事や、全く時代遅れの古だぬきを擁護する姿勢は、日本を導くリーダーというより、首相のポストにしがみつく、哀れさのみが強調される。何があっても人間命がある限り生き抜かなければならない。世界を見れば、また限が無く、いつ爆弾が落ちてくるかわからない恐怖の中でも生きねばならないし、明日食べるものが無くても、なんとか生きなければならない。今飽食の時代に、緩みきったゴムのような生活(生きることに情熱を持たない)をしていても、生きている。お釈迦様が、人間の四大苦を見て、出家した気持ちがわかるような気がする。なぜ人間は生きるのか、どの様に生きるべきなのか・・・?

そして考え、悟り、私達に残してくださった言葉は、
「感謝」だった、
と言うことを、小林正観という人が、本に書いてくれてました。

今日一日、無事に生きられました、ありがとう!感謝。