2006年07月

2006

  • 感覚

    昨晩NHKで「テクノクライシス」という番組をやっていた。無人の機械が戦場に持ち込まれて、まるでテレビゲームの様に人を殺傷し物を破壊してしまう。操作している人は、人を殺した実感もなく、笑みさえ浮かべて平気な顔だ。そういう機械を売るための、見本市まで大々的に開かれている。人間を豊かにするために、助けるために考え出されたロボットの技術が、戦争に転用される危機。自分の行動と感覚が現実に一致しないで平気でい...

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  • 脳の訓練

     健康づくりのための体操=体力増強、つまり体を鍛えるものとすぐに思えるが、もちろんそうだけれど、実は脳の入出力の大変な訓練となっている。 養老猛司さんの『考えるヒト』の中に、次のような一節があった。「入力については、五感というくらいで、最低でも五種類はあるわけである。どれか一つ壊れても大事件ではあるが、ともかく入力が完全になくなるわけではない。だからへレン・ケラーの話がある。・・・・・いくらヘレン...

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  • 色々ありましたね

    先回の書きこみは5月18日。22日にスウェーデンに出発する少し前でした。スウェーデンでは貴重な体験(ターン同好会との素晴らしい交流)がありました。体操を愛する人に国境はない。これからも、お互いの交流(良い刺激をし合う)はずっと続くでしょう。楽しみです。 今までに知り合った海外の体操仲間と、2008年には、中部国際空港セントレアを軸に交流のフェスティバルを・・というアイディアも出現し、実現に向け...

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  • プロフェッショナルの流儀 5月18日

    昨夜の「プロフェッショナルの流儀」は、47歳、照明デザイナーの人だった。いつもの質問、「プロフェッショナルとは?」のお答えは、「人の考えないことを、ずっと考えつづけることができる人」。途中にあった言葉は「行き詰まっても、できないとは思わない」。 これらの言葉が印象的だった。私はこの人は、とても人に対する愛がある人だなあと思った。建物に照明を当てるのではなく、その奥にある大切な何かに照明を当てるとい...

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  • 王陽明 その2

    次なる反省は、「不激」。「興奮しない。カッと頭に血がのぼってしまっては、まともにやれることもやれなくなる。」とある。 親ゆずり?性格?・・・?とにかくカッとなりやすいタイプ。自分で激しないようにと思っても、腹の底がカッと熱くなる。困ったものだ。それでも、だいぶ訓練の成果(カッカとしない)が出てきたかも。これも癖というか、習慣(悪癖)というか、怒る癖をつけるとすぐに怒れてしまう、怒りやすくなると思う...

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